りんごの木を植える。

高校の友だちが毎日更新してるので、ぼくも続けてみようと思います。

2019/06/12 肩の荷が下りたのか、孤独感が疎外感に変わった。

今日人生二度目の心療内科に行く。朝のろのろと動きすぎて、家を出るのが遅くなった。


職場近く、新橋にある心療内科だ。

昨日の夕方ギリギリに電話で予約を入れた。午前中の時間なら前日でも取れるという事で、簡単なヒアリングを受けて11時に予約。

いつもの出勤時間よりもかなり早い時間だから、余裕を持って着くだろうと思った。ただ、ゆっくりしすぎると遅くなるだろうから、気を付けないとなと思いつつ。

ゆっくり飯を食べながら本を読んでいたら、案の定かなりの時間が過ぎていた。


電話して連絡を入れようと思ったが、どう思われるだろうかとか、せいぜい30分くらいだから連絡は不要だろうかとか、あたふたしていたら駅に着いた。

駅に着いてボーッとしていたら、今度は電車が来た。

こんな風にいつも、余計な事で悩んで行動せず、時間を過ごしていたんだなと思う。


さて本題だが、今日の診断は、うつ病とされた。

正直なにがどううつ病なのかも分からなかった。ただ、少し気持ちが楽になった気がする。

正体のわからないモヤモヤした感覚と、閉塞感に名前が与えられたからだ。

ただ、そこから先はどうなるのかが分からなかった。

しばらく仕事を休むように言われたが、じゃあゴールはどこなのか。何をもって治ったと言えるのか。

この先自分の人生において、うつ病と診断されたことが、少なからず恥として認識されるのではないか。そんな不安が大きくなる。


診断後に、大学時代の知人とランチに行った。元々約束していたからだ。

彼とは卒業旅行以来の再会だから、7年ぶりにあった。相変わらず落ち着いた、大人な雰囲気のナイスガイだった。

うつ病と診断されてから数十分と経っていなかったが、意外なほど会話が盛り上がった。不思議な感じだった。


それから職場に電話を入れて、一応1週間様子を見ることにした。

今おれが担当している業務は、他の人が代わりにやってくれている。忙しいだろうに、みんなにしわ寄せがいく。申し訳なさが募る。いつでも戻ってくる場を用意しているから、と嬉しい言葉もかけてくれた。

孤独感は消えた。ただ、なんとなく、おれでなくても大丈夫なんじゃないか。そんな疎外感が残った。


とりあえず、1週間休む。