会社の大先輩が激務中に読んでどハマりした本を読む。
ドラッカーはビジネス書というよりも哲学書に近いと聞いた事があるが、確かに読み応えはありそうだ。
タイトルこそ自己啓発本のそれだが、中身は社会のあり方や経済、歴史への造詣がなくては理解できない。
章立てとしては、前提としての社会変化とそれを受けての今求められていること、そこに対して個人が何をすべきか、そのために必要な武器は何かといった、未来を担うビジネスマンへ向けたエールのようでもある。
これが日本の世に出たのは2000年ということだが、その時に経営学の巨匠が何を考えていたのか。それを今生きる我々が読んで何を感じるのか。
少しずつしか読み進まなさそうではあるが、今から楽しみでならない。