りんごの木を植える。

高校の友だちが毎日更新してるので、ぼくも続けてみようと思います。

2023/01/15【12】偏頭痛と手持ち無沙汰と後悔

山手線の動画広告で気になったこと

山手線に乗っていて、動画広告を眺めていた。曜日や時間帯によって出す広告は異なると聞いたことがある。日曜の昼時、流れていたのは男性にも使えるという化粧水の宣伝だった。男性向けの化粧品はWEBで見たことはあったが、公共交通機関でも流れるようになったことに少し驚いた。こうして清潔感を求められるようになり、男にもメイクが浸透していくのだろうかとぼんやり思っていた。

そんな時にふと気になったのが、動画広告の中の一文だった。声の演出が記載してある。また次のシーンでは演奏に使っている楽器と演奏者の名前だ。

山手線の動画広告には音声はないから、本来この動画広告には音声がついていたことが推測される。それを電車内で流すことで、音声のない映像のみの広告となっているのだ。

どうせならこの一文も削除してしまえばいいのにと思いつつ、その程度のことでほぼ同じ映像作品を作ることのメリットはないなと思い直した。

広告と音声の関係で一つ思い出したことがある。

 

大阪の御堂筋線で聞いた音声広告

先月大阪に行った際、地下鉄の御堂筋線に乗った。

おそらく高校の時以来十数年ぶり利用したものの車両や利用方法については、特に東京メトロと大きな違いは変わりはなかったが、車内広告だけが少し違った。広告といっても紙媒体の広告ではなく、音声案内の広告だ。

東京メトロは音声というと、運行サービスについての案内に限られる。次の駅やその駅近辺の案内は自動音声だし、遅延情報やその他の案内は車掌がする。そして広告は紙の媒体や車内の装飾、モニターでの動画表示となる。

一方御堂筋線は、運行サービスの音声案内と紙媒体での広告は東京と同じようにあるが、それとは別に、音声広告というか宣伝があるのだ。例えば、東海道新幹線の車輌前方の電光掲示を読み上げているようなイメージだ。

その特徴が珍しく、少しの間連れと面白いねなどと会話をしていた。

広告の出し方も地域によってさまざまなのかも知れない。

 

新幹線と飛行機の広告

そういえば、新幹線には電光掲示以外の広告はない。それこそビジネス利用も多いのだから広告を出していいのではと思うが。また、それをいうと飛行機も同じように思う。だだし、飛行機の場合は機体全体に何かのコンテンツでラッピングし、内装の一部も統一された装飾をすることがある。ただ、個別の企業が何かの広告を掲載するということはなさそうだ。

もしかすると法令や規制で装飾ルールが決められているのかもしれない。

特に飛行機は航空法やテロ対策などで決まりがありそうだ。

などと考えていると、新幹線にも飛行機にも広告はあったことに気が付く。ただし、車輌内や機内の壁や手摺りではない。

座席前方に置いてある雑誌などの媒体だ。

あれらの雑誌は、サービスを利用しなくては読むことはできない。また乗車時間の長さやある程度のプライベートの確保が可能な分、じっくり読める媒体が適している。それらの媒体に広告を載せることで、車内や機内の広告を掲載せずにいる理由になりそうだ。

乗客が利用中の様子によっても、広告掲載の仕方は異なるのだろう。