りんごの木を植える。

高校の友だちが毎日更新してるので、ぼくも続けてみようと思います。

【雑感】ウクライナ戦争

この戦争によって明らかになったロシアの姿は、

NATOをはじめとした西側諸国が思うほど、ロシアの軍事的脅威は強くなく、むしろ仮想敵国として不十分なほどの力しかなかったこと

・西側諸国が思うほど経済的な不安定は少なく、むしろ独自通貨であるルーブル高をはじめ、エネルギー供給や各産業における生産力が想像以上に強く、社会として弾力性があったということ

 

これはいかに欧米諸国が不要にロシア脅威をかざし、仮想敵国を作り上げることによって空虚な国際秩序を築き上げてきたが、という問いとして現れる。

 

ウクライナ戦争をきっかけとして、欧米諸国の幼稚で理不尽な主張が世の中に顕現した。

 

こう思われても仕方ないのではないか。ロシアが求めていたこととは、ウクライナの中立であり、それさえ保証できればこのような事態には至らなかった可能性が高い。

これを翻しひたすらに煽ったゼレンスキーをはじめとしたウクライナ首脳や、それを後押ししていたEU主要国とイギリス、アメリカは深く反省すべきであるし、これのケツ持ちをしてひたすら戦争反対と謳っている愚かな日本の自称知識人も顔を洗って出直した方が良い。

 

この戦争が長引くことで、西側の欧米諸国は間違いなく疲弊する。その時アジアの先制国が強権的な態度で覇権的な行動に出たとしても、日本は自ら抗うしかない。

 

結構な危機であると思う。