値段は張るが、長居できて落ち着く。
ビーフカレーが美味い。そしてプレミアムチーズケーキが好き。
昨年から使っているモレスキンのノートブックが、そろそろ使い切りそうな状態だ。
モレスキンはかつてパブロ・ピカソも愛用したノートブックとして知られる。
モレスキンは自社製品を、ただメモやアイディアを記録するためのメモとしてではなく、その人自身のアイディアを記したストーリーブックと捉えている。だからこそ「ノート」ではなく、「ノートブック」と呼ぶそうだ。
これは前職のノベルティとしてモレスキンを選んだ際、卸売の担当者の方から伺った話しだ。
その後、少し縁があって、大きなサイズのノートブックを手に入れた。
はじめは仕事用のメモとして気づいたことやタスクの整理として使っていたが、次第に自分の考えや習慣、本の感想、感じたことなどを取り止めなく書いていくようになった。
書き記された文章を読み返すと、構造化もされておらず、書き記した時と同じように思考が飛び飛びになり、脈絡がない。
まるでこのブログのような感じか…
ただ、その文章を読み返すと、確かにこれは自分の歴史というか、内面の吐露として、思考の軌跡として、外部化された自分の人格とも考えられる。
だからこそ、ぼくもこの一冊を大切に扱っているし、呼び方はいつも「ノートブック」だ。
このノートが終われば、新しいノートを買おうと思う。使い方は同じように、考えたこと、思ったこと、気づいたこと、本の感想など、様々に書き記し、残しておこうと思う。
今日も椿屋珈琲店でビーフカレーを食べながら、ブログにこんなことを書いて、ノートに思いの丈を記す。
もうすぐ桜が満開になって、暖かい時期がくる。それまでに使い切りたい。
大体一年くらい、自分の内面と向き合ってくれたから、このノートにもおつかれさまと言ってやりたい。