りんごの木を植える。

高校の友だちが毎日更新してるので、ぼくも続けてみようと思います。

2019/07/09 ノートが半分終わった。

これでは腐ると、家を出た。昨日は少しの晴れ間が見えて気持ちも晴れやかだったが、今日は一転重苦しい曇りだ。雨が降りそうで降らない、煮え切らない天気。

そんな日に一日中部屋にこもっていると、やはり腐る。スマホも見てしまう。

だからそれが嫌で家を出た。

とはいえあまり行くあてもなく、とりあえず船橋のカフェに向かった。


船橋のカフェは店の前に順番待ちの座席があって、そこには家族らしき3人組が座っていて。

店内をのぞけば、至る所に老人だ。なんどかやるせない、暗い気持ちになって、とりあえず千葉まで行くことにした。


千葉は大学時代を過ごした街だ。都会過ぎず、田舎過ぎずの街の大きさが好きだ。

今でも美容室は千葉に通っているし、たまに千葉の喫茶店で勉強することもある。


千葉駅から10分ほど歩くと、千葉銀座という商店街がある。昔はPARCOがあって、若者で賑わっていた場所だ。今は再開発事業で取り壊され、なにかスッキリしたような街並みになっていた。

そこの商店街にあるドトールが、とても過ごしやすい。今時は喫茶店に行くと、どこもかしこも老人ばかりで嫌になるが、ここは学生やビジネスマン、主婦、老人とバランスが良い。店員も客のことを我関せずとして心地いい距離感を持ってくれている。

一時間ほどノートを書き連ねながら過ごした。

コーヒーを飲みきり、水も要らないと思うほどに過ごしたところで、店を出る。冷房の効いた店から出ると、少し生暖かい風が身体にまとわりつく。今日は少し気温が低い。それでも梅雨特有の湿気と、それに伴う生暖かさが、冷房で冷えた身体には少し心地よかった。


そこから歩いてSOGOに向かった。特に目的はなく、ただいつも寄っている三省堂をふらふらと歩く。

学生時代にも感じたけど、なんで千葉はこの時間から女子高生が歩き回っているんだろうか。

それからふと通り過ぎかけた会計の書棚で足を止めた。いくつか立ち読みして、それからそこを離れ、SOGOを出た。なんで寄ったんだろう。そこに本屋があったから。


千葉駅から電車で船橋に向かった。行きに寄るのをやめた喫茶店に行くためだ。パスタが美味しい。

そこでも本を読みながら、思うことをノートに書き連ねた。多分二時間ほどはいた。ポイントカードを切らしてしまったが、今日ももらえなかった。あれって普通もらえないものなのかな。


茶店を出て、家路につく。

今日もなんともいえない日だ。ただ漠然と過ごして、時間を消費している。猛烈にやりたいことを、猛烈にやりたいな。それが見つからない。いや、正確には見つかっているんだとは思うけど、それに賭ける勇気がない。そしてまだ確証がない。でもそうやってうだうだ悩むのも時間の無駄なんだよな。分かってるけどね。でも、あと少しで分かりそうな気もする。本当にどんなことをやりたいのか。

そのためには、まだ書き続けないといけないと思う。


ノートはようやく半分を消費した。今週で書き終われれば、万歳かな。そしてその頃には、少しは自分に気づいてやれてるだろうか。




石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人 (双葉新書)

早瀬利之

③極東裁判の証人としての証言から、石原莞爾の人となりや功績、才能を炙り出した書籍。石原の有能さは何となく伝わるものの、結構状況証拠も多いので、ちょっと盲信的と思うが、それでも石原の魅力はよく伝わる。巻末の満州事変についての口頭宣誓供述が圧巻。

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B00I9TEKNM/ref=tmm_kin_title_0?ie=UTF8&qid=1562644447&sr=8-1